専門職社会人音楽家が音楽について書いています。

テイクアウト

緊急事態宣言は1月7日から二回目、そして延長になった。
慣れてしまった感じさえする。
苦しいのは飲食店ばかりじゃない、ことも、みんな知っている。
しかし、鎌倉の飲食店は、苦しいだろうと思う。
七五三、初詣、七福神、成人式。なにもかも、なかった。
ちょっと遊びに来る程度の観光のお客さんは、まとまったお金を使わない。
そもそも廉価多売、では成り立たないほどに、鎌倉のテナントは家賃が高い。
地元の住民は、舌が肥えている。
三浦半島の豊潤な海の幸、三浦野菜、葉山牛。
そして、地元の住民は、最先端の東京でグルメ三昧をしていることも多い。サービスにもうるさい。厄介な客だろう。
小さなお店を鎌倉で、と思われるのだろうが、新しくできるお店が、長く続かない理由はそのあたりにあると思う。
いきおい、地元の有力企業には頑張って盛り立てていってほしいと思うものなのである。
有力店のひとつ、鯉の助さんの、葉山牛すき焼き弁当。
今のご時世、土日は店の前でもお弁当を販売をしているが、前もって持ち帰りの依頼をしておくと、立派に作っておいてくださる。手抜きのないお品である。
もはや使い切れないかもしれない(&使用期限が6月末まで延びた)GoToEatかながわを使った。
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